那覇市小禄のともよせ歯科医院では、ドライマウス(口腔乾燥症)、オーラルフレイル(お口の機能の衰え)の診査・治療に対応しています。問診・唾液量検査・視診・触診・口腔機能検査により口腔内の状態を総合的に評価し、日常生活指導や保湿剤の使用、お口の体操などの機能訓練を中心に対応します。全身疾患や薬の副作用が原因となっている場合には、病院口腔外科を通じて内科・眼科などの専門科と連携して対処します。
当院のドライマウス・オーラルフレイル治療における特徴
総合的な診査で原因を丁寧に確認
ドライマウスやオーラルフレイルの原因はさまざまで、薬の副作用・全身疾患・加齢・口呼吸・ストレスなどが考えられます。当院では問診で服薬状況・生活習慣・症状の経過を確認するとともに、唾液量検査・視診・触診、必要に応じて咀嚼(咬む力)や嚥下(飲み込む力)の機能検査によって口腔内の状態を評価します。
原因を正確に把握することが、適切な対応につながります。
日常生活指導から保湿剤・機能訓練まで幅広く対応
治療は、原因に合わせて対応します。日常生活での水分補給の仕方・口呼吸の改善・唾液腺マッサージなどの指導を行いながら、必要に応じて口腔保湿剤の使用をご案内します。また、オーラルフレイルの予防・改善のために、お口の周りの筋肉を鍛える体操などもアドバイスしています。
生活習慣の見直しだけでも症状が改善するケースも多くありますので、まずは気軽にご相談ください。
全身疾患との関係を見据えた病院連携
シェーグレン症候群・糖尿病・リウマチなど全身疾患に起因するドライマウスや、降圧薬・抗不安薬・抗ヒスタミン薬など薬の副作用によるものは、歯科単独での対応に限界があることもあります。
当院では病院口腔外科を通じて内科・眼科など関連する専門科と連携し、全身的な管理と並行して対応を行います。
虫歯・歯周病予防との一体的な管理
唾液には歯の再石灰化を促し、口腔内の細菌バランスを整える働きがあります。ドライマウスになると唾液の分泌が減少するため、虫歯・歯周病・口腔カンジダ症などのリスクが高まります。
当院ではドライマウス・オーラルフレイルの管理と合わせて、定期的なクリーニングやフッ素塗布など予防処置を行い、口腔内を健康な状態に保つことを目指しています。
口腔外科専門医による専門的な対応
院長は口腔外科専門医として、唾液腺疾患を含む口腔外科領域の幅広い経験を持っています。唾液腺の腫脹や疾患が疑われる場合など、専門的な診断が必要なケースにも対応します。
ドライマウスとはどのような状態ですか
ドライマウス(口腔乾燥症)とは、唾液の分泌が低下することで口の中が乾燥した状態になることです。唾液は消化・抗菌・歯の保護・口腔粘膜の湿潤など、多くの重要な役割を担っています。
「なんとなく口が渇く」と感じる方は多く、一時的なものであれば問題ありませんが、慢性的に続く場合は様々な口腔トラブルを引き起こします。
ドライマウスの主な原因
| 原因 | 詳細 |
|---|---|
| 薬の副作用 | 降圧薬・利尿薬・抗不安薬・抗ヒスタミン薬・向精神薬などで唾液分泌が抑制されることがある |
| 全身疾患 | シェーグレン症候群・糖尿病・リウマチ・甲状腺疾患など |
| 加齢 | 唾液腺の機能は加齢とともに低下しやすい |
| 口呼吸 | 口から呼吸することで口腔内が乾燥しやすくなる |
| ストレス・緊張 | 自律神経の乱れが唾液分泌に影響する |
| 脱水・水分不足 | 水分摂取が少ないと唾液が出にくくなる |
| 放射線治療 | 頭頸部への放射線治療で唾液腺が影響を受けることがある |
複数の原因が重なっている場合も多くあります。
ドライマウスが引き起こす口腔内のリスク
唾液には口腔内を守る多くの機能があります。ドライマウスが続くと、以下のような問題が起きやすくなります。
- 虫歯が増えやすくなる:唾液による再石灰化・洗浄作用が低下するため
- 歯周病が進みやすくなる:口腔内の細菌バランスが崩れやすくなるため
- 口臭が生じやすくなる:細菌の増殖と食べかすの分解が進みやすくなるため
- 口腔カンジダ症(口の中のカビ感染):免疫的な防御機能が低下するため
- 食べ物が飲み込みにくくなる:唾液が食べ物をまとめる機能が低下するため
- 義歯(入れ歯)が合いにくくなる:唾液が義歯の安定を助けているため
オーラルフレイルとはどのような状態ですか
オーラルフレイルとは、加齢に伴う「ささいなお口の機能の衰え」のことです。滑舌が悪くなる、食べこぼしが増える、硬いものが噛みにくくなる、食事中にむせる、といった症状から始まります。ドライマウスもオーラルフレイルを進行させる要因の一つです。
この状態を放置すると、食欲の低下や栄養不足を招き、やがて全身の筋力低下や要介護状態につながるリスクがあります。しかし、早期に気づき、お口の体操や適切なケアを行うことで、健康な状態へ戻すことが可能です。
【オーラルフレイルの主なサイン】
- 食事中にむせることが増えた
- 硬いものが噛みにくくなった
- 食べこぼしをしてしまう
- 滑舌が悪くなった(話しにくい)
- 口の中がよく乾く(ドライマウス)
思い当たる症状がある場合は、お早めにご相談ください。
診査・治療の流れ
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01問診
口の乾燥感がいつ頃から・どんな状況で強くなるか、食事中のむせや噛みにくさはないか、服用中の薬の種類と量、全身疾患の有無などを確認します。
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02唾液量検査・口腔内診査・機能検査
唾液の分泌量を確認し、口腔粘膜の状態・口臭・舌の状態などを観察します。必要に応じて、咀嚼機能や舌の力などを測る検査を行います。
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03診断・治療方針のご説明
原因の推定と対応方法についてご説明します。
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04日常生活指導・お口の体操
水分摂取の習慣・口呼吸の改善・食事内容・唾液腺マッサージの方法や、お口の機能を維持・回復するための体操などをお伝えします。
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05保湿剤の使用
口腔保湿ジェルやスプレーのご案内・使い方の説明を行います。
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06必要に応じた病院連携
全身疾患・薬の副作用が原因の場合は、主治医や専門科との連携を行います。
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07定期的な口腔管理
虫歯・歯周病のリスクが高まるため、定期検診・クリーニングを継続します。
費用の目安
| 内容 | 保険適用 |
|---|---|
| 口腔乾燥症の診査 | 保険適用 |
| 唾液量検査 | 保険適用(条件あり) |
| 口腔機能低下症の検査・指導 | 保険適用(条件あり) |
| 日常生活指導 | 保険適用(条件あり) |
| 口腔保湿剤 | 当院で販売 |
※保険診療は3割負担(年齢・状況によって異なります)。
※医療費控除の対象となる場合があります。
よくある質問
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口の乾燥が気になるのですが、すぐに治療が必要ですか?
まずは受診して状態を確認することをお勧めします。一時的なものであれば生活習慣の見直しで改善することもありますが、慢性的に続いている場合は原因を調べたうえで対応することが大切です。
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薬を飲み始めてから口が渇くようになりました。どうすればいいですか?
薬の副作用によるドライマウスは多くの薬で起こりえます。薬を自己判断でやめることは危険ですので、まず歯科で状態を確認し、必要に応じて処方した医師と相談する流れをお勧めします。口腔内のケアで症状を和らげることも可能です。
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最近、食事中によくむせるようになりました。これもオーラルフレイルですか?
はい、食事中のむせや食べこぼしは、オーラルフレイルの代表的なサインの一つです。飲み込む力や舌の働きが低下している可能性がありますので、放置せずにお早めにご相談ください。機能訓練(お口の体操)で改善が見込めます。
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入れ歯がずれやすいのもドライマウスのせいですか?
唾液は入れ歯の安定にも関わっています。ドライマウスが進むと入れ歯が安定しにくくなることがあります。義歯の調整と合わせて口腔内の乾燥対策を行うことで改善につながる場合があります。
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唾液が出やすくなるための方法はありますか?
よく咬む食事・水分をこまめに摂ること・耳下腺や顎下腺への唾液腺マッサージ・口を動かす体操などが有効とされています。詳しいやり方は受診時にご説明します。

